kindleコミック「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」

ジョジョの奇妙な冒険って現在1~8部もあるんですが、この第3部はオラオラオラで有名な空条承太郎さん(17歳)が初登場・主人公のあの3部です。 この空条承太郎さん、初登場時からかなりやんちゃなお子さんだった様で物語冒頭から刑務所に入っています。彼の母親のホリィさん(ジョジョの奇妙な冒険第2部の主人公ジョセフ・ジョースターの娘)が迎えに来ますが「俺はここから出ないッ!」とホリィさんを門前払い。そもそもこの承太郎くん、母親に向かって「このアマ」とか、とんだ不良息子です。反抗期でしょうか。 …と思いきや、彼が刑務所から出たがらないのには理由がありました。 何でも、自分には悪霊が取り憑いていて自分の意思と関係なく暴れだしてしまう、だからここにいた方が自分以外の人は安全なんだとかどうとか。 何かおかしな事言ってる…と思いますがこの漫画は「ジョジョの奇妙な冒険」です。基本的にみんなおかしな事しか言いません。だから問題ありません、至って普通です。 そして承太郎が言っているこの悪霊。悪霊の割には承太郎にビールやラジカセや本を持ってきてくれたりと快適な獄中ライフを演出してくれている模様。 そう、この悪霊。みなさんご存知のスタンドです。承太郎自身は波紋の事もスタンドの事も知りません。そして、この後登場する承太郎の祖父ジョセフ・ジョースターが初めてスタンド(幽波紋)の話をします。 つまり現在ではジョジョを語る上で避けて通れない「スタンド(幽波紋)」による戦闘は、この3部から始まったんですね。何でも、100年前海底深くに沈んだDIOの肉体(首から下はジョナサン・ジョースター)が引き上げられたせいでジョースターの血を引く者にスタンド能力が発現したとか。この時点で既に意味解らないんですが、どうもDIOはスタンド能力に目覚めてしまったらしく、ジョナサン・ジョースターの肉体を持っているせいで、ジョースターの血を引く者全てにもスタンド能力が発現してしまったとか。 多分単純にDIOの影響でこんなおかしな事になってるって事なんでしょうけど、どうもこの世界では血縁関係があればお互いの存在を認識できるらしいです(第5部のディアボロとトリッシュとか)便利ですね。やっぱりこれってスタンド能力が絡んでるからなのかな。 …で、このスタンド能力。強い精神力と攻撃性を持たない人には到底制御できない代物らしく、平和でおっとりした性格のホリィさんには自分のスタンドを制御する事ができず、生命の危機に瀕します。このままだとホリィさんは死んでしまいます。ホリィさんを救うには元凶であるDIOを倒すしか方法がない。 そう決断した承太郎・ジョセフ・花京院・アヴドゥル一行はDIOがいるエジプトに向かう事に… アヴドゥルや花京院と戦った所とか色々端折ってますが、1巻のあらすじはこんな感じです。やっぱり1記事じゃ全話の感想なんて無理ですね。1巻ごとに記事書こうと思ったけど3部だけで何ページ記事が出来上がるんだって感じなのでちょっと考え中…。 とりあえず「熱い友情・バトル漫画が読みたいッ!」と思われた方でジョジョを知らない方にはオススメです。