断捨離する方法

一昔前に流行りましたよね、断捨離。
簡単に言うと、断捨離って言うのは「モノへの執着を捨てて部屋を綺麗にしよう」みたいな事です。
別に何でもかんでも捨てればいいってワケじゃなくて、本当に必要なモノは置いておき、要らないモノはすっぱり捨ててしまうと言う事です。要らないモノへの執着を捨てて、余計なモノを買わないようにする。「断捨離」の意図する事は至ってシンプルです。
部屋が汚いと言う事は掃除しにくい部屋。そういう部屋は大抵の場合要らないモノで溢れかえっています。…何もない部屋なら散らかりようがないからですね。
こまめな掃除や整理整頓が苦手な人ほど、要らないモノを持つ事は汚部屋に繋がります。
…まあ理屈で考えればそうなんですが「じゃあ断捨離する方法って具体的にどうすればいいの?」って思う方も多い筈。
要らないモノを捨てろ。
断捨離する方法と言っても結局の所は自分の心の持ち様次第なので、自分の中でモノへの執着との折り合いをつけるしかありません。まずは、部屋を見回して目に付く要らないモノから少しずつ捨てていくのが、一番無難で簡単な断捨離の方法だと思います。
例えば、古新聞・古雑誌の日に合わせて、要らない雑誌や紙類を紐で縛ってまとめておく。可燃ゴミの日に合わせて、燃えるゴミを集めてゴミ袋に入れておく。ゴミの分別に迷ったら、市のゴミ分別表をホームページからダウンロードなりして置いておく。
…この様に、最初にやる事だけ決めておくと、スムーズにゴミ捨てが行えると思います。何でも一度に色々やろうとするから「断捨離」がおっくうになり、作業の手が止まるのです。
ゴミの日の度にゴミ袋分ひとつだけでも捨てていけば、部屋は必ず綺麗になっていきます。一気に綺麗にしようと思うのではなく、着実に作業を進めていきましょう。
…いつも思うんですが、人間は単純作業の方が処理速度が速いです。作業の工程が多いほど、処理速度は鈍ります。ですから、何かやろうと思った時は、同じ様な作業はまとめて一度にやるのが一番いいんです。
それと、断捨離とは自分自身のモノに対する余計な執着心を捨てて、要らないモノを処分し本当に必要なモノだけ残す事です。断捨離するのは、自分の持ち物だけにしましょう。
断捨離関連のブログを見ていると、何でもかんでも捨てる事が「断捨離」みたいに思っている家族からの被害を受けている人の話も聞きます。
いくら自分が要らないと言っても人のモノは勝手に捨ててはいけません。例え家族であってもです。自分にとって必要ないモノでも、他の人にとっては必要なモノかもしれません。断捨離したいなら「自分にとって必要のない自分のモノ」を捨てましょう。